児童ポルノ規制と性犯罪の増加の関係

概要

児童ポルノを規制すると女性や子供に対する性犯罪がかえって増加するという説がある。実際に統計データを見ると、確かに児童ポルノ規制が強まるにつれ、女性や子供に対する性犯罪が増加する傾向にあり、児童ポルノの規制が女性や子供に対する性犯罪を増加させるという説を支持している。

上のグラフからスウェーデンでは、児童ポルノの規制を強化するにつれ、強姦の件数が激増して行ったことがわかる。この事実は、児童ポルノの規制が性犯罪を増加させる可能性を示唆するものと判断することが可能である。

しかし、強姦認知件数の増加は、移民の増加によるものだとする意見も存在する。しかしながら、その移民のほとんどはイスラム教徒であり、イスラム教ではポルノが禁止されていることからすると、移民の増加は児童ポルノやポルノ全般を見ない人の増加であるととらえることが可能である。

この様に考えると、スウェーデンでは、児童ポルノ規制強化あるいは宗教的理由で、児童ポルノやポルノ全般を見ない人が増加することにより、性犯罪が増加したと考えることが可能である。

担当：社会学領域構築グループ